確変100%!なんとありがたいP台だ、と思ったのはつかの間だった。確変はたった5回転で終了。よく計算してみれば、大当たり3回に1回程度しか連チャンしない。出玉はしょぼく、4〜5回の当たりでようやく2000個のドル箱が平らになった。16Rはどこかに忘れてきたのだろうか? ここで5000円投入していたらほとんど意味がない。無論、1回でスルーなら数分で出玉は終わり、次の投資となる。
これは・・・3千円程度の投資で1箱以上でなければ完全に負けではないか・・・。
以前より“海”の島は荒れていた。客の台叩きやドル箱落とし、台周辺汚し、足元でのシマ蹴飛ばしが激しくなっていた。
とにかく、どれもかしこも“海“だが、2、3連したらすぐにハマり、ドル箱がなかなか積めない。
そんな中で、いつもの店の姉妹店に出かけてみると「CRAハイパー海物語INカリブSAE」が導入されていた。
大当り確率 1/95.75 →
1/9.575
確変率
100%
確変 5回転まで
時短
ST終了後20or45or95回転
某日土曜日、11:00。各シマを一周して台の確認に入る。海のシマにきた。新台導入から1週間ほどたっていたが、ここは空いている。釘はみな良く空いている。取りあえず、連日当りの無い台を避けて、2台ほどに目星をつけた。1台目は回りが1000円30回もあり、ゴチ台かと思ったのも束の間、リーチがまったくかかってこない。1500円で辞め、2台目へ。回りは28位ある。だが45回転あたりから盛んにダブルリーチが掛り出した。52回転で魚群発生。7−8のWリーチでマリンちゃん降臨。見事に7大当たり。
この後、奇跡が起きた。
連チャンは良くても4回程度だったが、初当たりの平均が1/38、最大ハマリ200が数回程度。この流れの中で大当たりを重ね、3時間後には15箱に達した。とにかく“遊パチ“は疲れる。
本日、投入3000円、両替65000円ジャスト。
今思えば、「遊パチ」ST機での最大当りは、残念ながらこれが最後だった。
その後、ST機に飽き飽きした頃、翌2008年、待望の確変機“キモチイィ〜”のCRAフィーバー創聖のアクエリオンYF-T(2008年4月)が導入された。
大当り確率 1/99 →
1/9.9
確変率 60%
確変
次回まで
時短 通常当り後30回
期待はしていたが、2連終了、つまり確変に突入しても次で終了する場合が頻発。出玉はたったの800個。2000円にしかならない。運よく連チャンすることに期待するよりほかない。だが、実践上は最大でも4箱が限界だった。おかげでトータルではマイナスである。
続いて、「CRA片山晋呉vsDr.タイフーン(2008年10月)」が導入された。
大当り確率 1/89.75 →
1/8.975
確変率 100%
確変
7回転
時短 30or100回
“片山晋呉vsDr.タイフーン“は、ゴルフがメインの台だ。”晋吾ちゃん、ガンバレ!“と何度念じたことか・・・カップインを見ないときの方が”カンカラカン“とよく音が響いた。また、突然曲がかかったり(リンドバーグ
/ BELIEVE IN
LOVE:当り)と内容が良く練ってあった。ST回数が海に比べて多くなっており、確変中の連チャンが頻繁に発生した。また、時短100は大歓迎だった。導入当時は、釘の良さ、台のデキにも助けられ、3000円投資で3〜4箱出すことができた。この台が不調な時は「CRA
新くのいち忍法帳 SHDV」が待っている。
同時に「CRA 新くのいち忍法帳
SHDV(2008年10月)」が導入された。
大当り確率 1/99.7 →
1/19.93
確変率 68%
確変
次回まで
時短 40回
新くのいち忍法帳は確変中の確率は渋め、連チャンと出玉は少々厳しい。だが、潜伏後の確変連チャンの面白さがあった。時短40回もうれしい。これほど相性の良かった「遊パチ」はなかった。“片山晋呉vsDr.タイフーン“と双璧といってよかった。
これなら行けると喜んでいたのだが、どこにも抜け目のない奴がいる。わずかの時間差で台を取られてしまうと後がいけない。だが、大抵の客は出玉の少なさにあきれて途中でやめてしまう。この台の良さはそんな程度ではわからないのだ。
これらの台は1年経っても1台ずつ生き残っていた。
この頃は低確率“エヴァ”が導入され、多くの客が朝から張り付いていた。だが、98年頃の台のようには爆発しない。単発当たり、呑まれ、突確出玉なし+通常当たりで2連終了、呑まれ、の繰り返し。
何度かやられてからミドル台には手を出すのを止めた。Pプロではないので、1日3万、5万の稼ぎを狙わねばいいのだ。短時間で稼げるような、デキのいい「遊パチ」を選択していけばよい。当時は仕事上、最新技術文書(暗号化など)の翻訳が日常化していたので、1日Pをやっているような時間はなかった。
そして、いつものP店が出ないとき、別のP店を訪問したところ運命の出会いがあった。
“CRA新世紀エヴァンゲリオンプレミアムモデル(遊パチ:2008年5月)“である。